女性100人が下着姿でカメラの前に立つ「他人と違う体型は自分だけの個性」
女性の美の基準が変わり始めている。その代表例が「プラスサイズ」。すべての女性の体型を公平に扱おうという動きは、欧米のアパレル業界やメディアにおいて、いまやトレンドとして定着している。
けれど、細身かプラスサイズのどちらかで、簡単に自分の体をカテゴライズすることができない市井の女性たちからすれば、求めていたのは「公平さ」ではなく「多様性」の方だった。
年齢も体型もバラバラな一般女性が100人、下着姿でカメラの前に立つ。
人と違ってて構わない
体型の違いは個性
下着姿の女性たちを撮影した一連の作品は、オーストラリアの女性カメラマンが手がけたプロジェクト「Underneath We Are Women」からの抜粋。モデルはみな自ら下着になりたいと応募してきた一般女性たちだ。
太っている人もいれば、長身の人もいる。胸の小さい人、体に障害がある人、お腹が6つに割れ屈強そうな女性まで。みんな体型も年齢もバラバラ。でも、性格が違うように、そもそも体型だってみんな違う。理想の体型を求めるのではなく、それぞれの個性に着目し、女性の「多様性」にフィーチャーしよう、というのがこのプロジェクトの狙いだ。
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