2月1日四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄

壱番屋(7630)

大手カレーチェーン「カレーハウスCoCo壱番屋」を運営する壱番屋(7630)は1月9日、次期3カ年の中期経営計画を発表した。新中計の最終期となる2027年2月期に、売上高740億円(2024年2月期の見込みに比べて34.3%増)、営業利益70億円(同42.9%増)を計画する。

サイゼリヤ(7581)

中国に多くの店舗を持つサイゼリヤ(7581)は国内の価格を据え置いている一方で、中国では値上げを実施している。値上げをしても、「安価なイタリアンのブランド」という消費者の認知が変わっておらず、客足は好調を維持している。足元では、国内よりもむしろ、中国を含むアジア地域で利益を稼いでいる。

置くエスペック(6859)

大阪市北区の天神橋に本社を置くエスペック(6859)は、環境試験器で世界トップのメーカーだ。2023年3月期の売上高は528億9200万円と過去最高となった。今2024年3月期は、半導体など部材不足による制約がなくなり、売上高585億円(前期比10.6%増)、営業利益55億円(同26.0%増)と、ともに実質的に過去最高を更新する見込みだ(見かけの数字上は2019年3月期が過去最高益だが、子会社の決算期変更に伴い数字が膨らんだもの)。